あべさん

昨日は集落の日帰り旅行で山口県の湯本温泉へ行った。


谷間のひなびた温泉街に到着して知ったのだけど、ここには数年前に首相とプーチンが会見した老舗の旅館、大谷山荘がある。


宴会後の自由時間に歩いてその大谷山荘まで行ってみた。

 

温泉街の中でも抜きん出た存在である老舗旅館の(一人勝ちしたような)姿も印象的ではあったのだが、ここではそこに行く途中でアイスクリームを買った(飲んだ後はあまいものがほしくなる)商店のおばさんとの会話を書いておく。

 

「なんで大谷山荘だったんですかね?」

 

「あそこしかないでしょう」

 

「でも、全国にはあちこちにあると思うんだけど」

 

「そりゃあ、あべさんの」

 

「最近、あべさんがんばれーって感じですよね」

 

「だいたい、あたしに言わせれば、桜を見る会なんてつまらないことに何時間も国会の大切な時間を使って」

 

「まあ、いろんな考えがありますからね」

 

最初から誘い水のつもりで話しかけたのだけど、インターネットのツイッターなどでよく目にするのと同じ意見を現地の人から直に聞くことになって、少々動揺してしまった。

 

「いろんな考え方がありますからね」と言いながらそそくさと店を出てしまったのだけど、あそこで「そうですよね、野党なんか・・・」などと同調していたら、もっといろいろな(裏)話が聞けたのではないかと、自らの懐の浅さを反省したりもした。

ヒルとネギ

以下は、去年の10月頃の話です。

 

 

今年も白ネギの出荷が始まった。


これから2ヶ月に渡る連日の作業が続く。


先日のこと、いつものように収穫したネギを軽トラに載せて我が家へと向かうと、2人の人影が家の横を流れる小川に見えた。


道の端に車を止めて、川の中に入っている男女2人。


家の庭先に軽トラを止めて、その2人のところへ行く。


「なにか珍しいものでもあるんですか?」


「調査でヒルを探してるんです」


ヒルなら田植えの時なんか、田んぼによくいますよ」


「そうですか、田んぼ、入ってもいいですか?」


「どうぞ、どうぞ」


軽トラまで戻り、ネギを包んだ束をおろし、また2人のところへ行く。


「いました?」


「見つかりました。サンプルが採れました」


と、言いながら細長い円筒形の容器を私に見せる。


「そうですか、ヒルの調査なんですね」


「県の西側からずっといそうな場所を探してるんですけど・・・(以下、近年のヒルの状況とか、川と田のヒルの違いとか聞いたと思うのだけど、時間が経ったので忘れてしまった)」

 

「大学かなんかですか?」


「ホシザキ野生生物研究所といいます。電気製品メーカーのホシザキです。ゴビウスのところにあります」

 

「ゴビウスなら昔行ったことがあります。調査結果って公表されるんですか?」

 

「数年先になりますけど、ホームページにも掲載されます(これも記憶がおぼろ)」

 

そんな会話をした。

 

そして、2人が乗った車は走り去り、私はネギの出荷作業を始めた。

 

 

最期

 

弟に、ごめんな、と言ったそうだ。

 

もっと(もうちょっと)生きたかった、と言ったそうだ。

 

疲れたから少し休むよ、と言ったそうだ。

 

 

 

最初に知ったのは就職して2年目で異動した先の職場だった。そのときはお互い20歳とちょっと。そのときからずっと、ずっと可愛げのないやつだった。ブログ書いたよ。書いたと言ってもとても短いメモみたいなもんだね。あれからいつのまにか30年以上が過ぎて、思い起こせばそれなりに長い歳月ではあった。お疲れ様。なぜだか、やっぱり涙が出るよ。

 

 

座右の迷

 

何故だか役場の総務課長になっていた

 

数年前に辞めたはずの役場だったのに

 

そんな夢を見た

 

・・・

 

ちりも積もればごみとなる

 

千里の道も一歩まで

 

ローマは一日にして終わる

 

思い立ったがやらない

 

危ない端を渡る

 

座右の迷 

 

石橋をたたいて暮らす

 

果報は寝てから

 

 ・・・

 

それでも

 

ちりも積もれば

 

夢の向こう側に空は広がる 

 

 

おい

 

高速道路を走って都会へ向かうバスに乗った。

 

乗客はけっこう多くて、二人がけの座席でそのどちらもが空いているのはバスの中ほどから少し後ろにひとつだけだった。

 

相席よりも一人の方がいい。

 

通路を歩いてその座席に向かう。

 

その座席から後ろには若い人ばかりが集団になって座っている。

 

都会で用事を済ませて、帰りのバスに乗る。

 

乗客はけっこう多くて、一人で座れるのはバスの最後部だけだった。

 

最後部は二人がけの席と席との間にもう一つ席がある。

 

こちらの窓際の席には私、そして向こう側の席には比較的若い男性の二人づれ。

 

遅れて、真ん中の座席に年配の男性が座る。

 

私の前には頭の薄い、これもまた年配の男性が一人。

 

違和感のなかでの行き帰り。

 

行きは、遠く離れてしまい、帰りは、すぐそこにある。

 

 

帰ってくれて、ありがとう

 

 

結婚した当初に何度かあったこと、

 

職場だ、地域の集まりだ、で、飲み会の機会が今よりは多かった若い頃、

 

酔い気分で遅い時間に帰宅すると、

 

帰ってくれて、ありがとう

 

と、いう布団の中からの女房の、なかば寝ぼけたことば、

 

あれから、うん十年

 

50過ぎで退職して、農業とか始めて

 

今回は、とくに、いろいろとうまくいかないことが続いて

 

普段より多めの

 

お酒買って飲みながら、

 

パート仕事から

 

帰ってくる

 

女房を

 

待っている、

 

 

 

 

 

 

 

 

すみません、すみません。

 

こちらのブログは、長不定期、超不定期、腸不定期、蝶不定期、兆不定期、鳥不定期・・・なんです。


でもって、方やあちらの方では週1で必ず書いてますから、なんだ、あれからまだ、やっぱり投稿してないんだ、これ、と思われたお方は、よろしかったら、あちらへもどうぞ、あちらへもどうぞ、あちらへもどうぞ・・・

 

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